株式投資3本の矢|初心者向けの簡単で優しい株式投資法

IPO(新規公開株)

IPO(新規公開株)とは?

IPO(新規公開株)を簡単に説明しますと、「新規上場企業の株を上場前に購入し上場後に売却する」たったこれだけです。
あくまで株ですので上場前の株価よりも上場後の株価の方が低い場合もありますが、平成28年度(2016年度)では94件回のIPOが実施され、上場前の株価よりも上場後の株価が上昇した案件は71件で、なんと75%を超えています。

利益は案件ごとに異なりますが、数万円から一撃数十万円の利益になることも珍しくありません。例えば誰もが知っているLINEのIPOでは、1株あたりの公募価格が3,300円に対して初値は4,900円、その差は1,600円ですね。通常100株単位で購入しますので、「3,300円×100株=330,000円」で買ったIPO株を、上場直後の初値「4,900円×100株=490,000」で売ったとしたら、その差160,000円、500株でしたらなんと800,000円がローリスクで利益となるのです。

一番のデメリットですが、IPOは抽選ですので申し込めば誰でも購入出来るわけではなく、抽選に当選してはじめてIPO株を購入する権利を有することになります。これが別名「無料の宝くじ」とも言われている所以です。 これがなかなか当選しないのですが、当選すればローリスクで数万円から数十万円の利益が期待出来ます^^

IPO(新規公開株)関連サイト

以下は私が参考にしている、IPO(新規公開株)の情報を取り扱っている代表的なサイトです。

96ut.comトレイダーズウェブ東京IPO

IPO銘柄の評価はもちろんですが、各証券会社への割り当て株数にも注目してください。あくまで体感ですが、割り当て株数が3桁以下の場合は落選の可能性が高いため、同時期にPO(公募・売出)や立会外分売の実施予定があれば、IPOのBB(ブックビルディング/申し込み)を見送り、IPOよりも当選しやすいPO(公募・売出)や立会外分売に申し込みをしています。

IPOセカンダリー(IPO投資の応用)

限りなくローリスクな分なかなか当選しないIPOですが、落選が続いたからと言って諦める必要はありません。
一般的にIPO銘柄は上場初日に初めての値段がつくのですが(これを初値と言います)、上場初日は株価が上昇する傾向があります。
そこで、IPO銘柄を上場初日の寄り付き(取引が始まる午前9時)に購入し、早くてその日の内に~数日後に売却することで利益を得る投資法です。
IPO抽選は宝くじ的な要素が強いのですが、IPOセカンダリ投資は株取引の知識が必要ですので、購入するか否かの判断に迷うときはセカンダリ投資専門の先人さんのブログ等を参考にすることも1つの手です。
ちなみに私の場合は基本的に寄り付きで売却しています。その後さらに株価が上昇することもありますが、欲をかくとロクなことにならないことは身をもって経験していますので(笑)、寄り付き売却をマイルールとしています。

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